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伊賀四国八十八ヶ所霊場ブログ


 伊賀四国霊場会からのお知らせや、開創150周年記念事業の様子、各札所寺院の行事についてなどを随時更新していきます。
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開創150周年 開白法要

去る4月3日、第29番札所 常福寺(伊賀市古郡)にて、伊賀四国八十八ヶ霊場 開創150周年開白法要が厳修されました。

当日は、寒が戻りつつも晴天に恵まれ、伊賀一円から札所寺院のご住職方、各寺院の檀信徒を併せて、600名以上のご参詣を頂きました。

では、写真と共に、開白法要を振り返ってみましょう。



まずは、法話。午後1時過ぎより、第2番札所 崇恩寺住職 坂東瑞昭師が、当霊場の歴史、仏を信仰する心、般若心経の功徳などを、分かりやすい口調でご説法くださいました。伊賀市仏教会の会長でもある坂東師は、地元では有名な布教師さま。皆さま、ありがたい法話に静かに耳を傾けておられました。





常福寺で法話が為されている、その頃。古郡公民館から出発したお練りの皆さまが、会場に向かって静かに足を進めていました。







お練りに参加したのは、会奉行(法要を執り仕切る僧侶)、常福寺の歴代総代、山伏衆、職衆(法要の中心となる僧侶方)、随喜衆(札所寺院の僧侶方)、お稚児さんとその保護者の皆さま、昨年実施した歩き遍路に参加くださった皆さま…と、合計200名ほどの集団。
法螺と鐃鈸の音を高らかに、古郡の在所を進んでまいります。




午後2時前、お練りの一行が常福寺に到着。
常福寺の梵鐘の音が、在所に響き渡ります。




散華を撒きつつ境内を進んだ職衆の皆さまが、塔婆加持をされます。



この日の為に用意されたのは、幅七寸・長さ二間半の立派な角塔婆。こちらは書くのも建てるのも大変な作業でしたが、それはまた別の機会に紹介いたしましょう。


本堂正面では、同時進行で稚児加持が行われました。当日参加してくれたのは、地元神戸を中心とした37名の子供さん達。子供は、まさに国の宝です。可愛いい衣装に身を包んだお稚児さん達が、法要に花を添えてくれていました。


続きまして、堂内法要。大導師さまの表白の後、職衆の皆さまを中心に法要が進みます。
本日の法要は、霊場開創150周年の節目であると共に、今般の東日本大震災で犠牲になられた多くの方々を追悼する意味合いを持ちます。職衆を始め、随喜衆、境内にお集まり頂いた檀信徒の皆さまと、声を揃えてお勤めしながら哀悼の意を捧げました。


続く式典では、まず本日の大導師、伊賀四国霊場会会長である織田杲深師が、ご参詣の皆さまに挨拶をされました。織田師は、会場である第29番札所 常福寺の住職でもあります。

150年前、常福寺の住職であった本田光照法印が開創された伊賀四国霊場。その開創150周年開白法要が、仏縁あって常福寺で執行された慶び。そして、今回の東日本大震災に対して、私たち一人一人に出来ることを共に考え、行動していきましょうと呼びかけられました。


式典では、続いて霊場会副会長 第34番札所 不動寺住職 普久山俊隆師、
会場である常福寺の総代長 辻本正行氏が順に挨拶をされました。



その後は、霊場21回巡拝 篤信者の表彰。常福寺檀徒の岩崎貢氏が壇上にて表彰されました。




続いては、昨年実施した歩き遍路満願者の披露。13名のお名前が読上げられ、皆さまの代表として地蔵院檀徒 梶原正男氏に満願証が授与されました。

この満願証は、今回の記念事業に併せて、結願所第88番 神王寺が新しく発行されたものです。いわば、今回の皆さまが発行第一号。全15回を休まず巡拝した皆さまに、素敵な記念品をお渡しできました。




さて、いよいよ柴燈護摩。山伏たちが結界された道場に入ります。
柴燈護摩とは、山中などの屋外で行う大掛かりな護摩のこと。理源大師聖宝がその祖であり、真言宗では醍醐寺を始めとする当山派の寺院でよく行われています。伊賀で、本格的な柴燈護摩は珍しいですからね。ご参詣の皆さまも興味深々の様子です。








今回の山伏は、全て札所寺院の僧侶たち。若々しい山伏たちが次第にそって、斧・剣・槍・弓・閼伽・松明などの所作を為していきます。







いよいよ炉壇に点火。立ち上る香煙には、山伏たちの祈りと、これまでの作法によって常福寺本尊 五大明王さまの威徳が込められています。皆さまが護摩木に込められた願いと共に、仏さまのお力が広く世間に行き渡るようにと祈願されました。





壮麗かつ盛大な法要も、いよいよ終幕。常福寺ご詠歌講の皆さまがお唱えくださる中、大導師を始めとする僧侶の皆さまが退場されます。30名を越す講員さん方の麗しい歌声が、境内に響き渡りました。

最後は、もち撒き。当初は賑やかにもち撒きを予定していましたが、時世を鑑みて、参詣の方々お一人お一人に手渡しでおもちを配りました。最後まで残ってくれていた子供たちには、お菓子の掴み取り。両手一杯にお菓子を持ちながら、笑顔で帰っていく姿が印象的でした。



皆さまのお蔭を持ちまして、開創150周年記念事業の幕明けとなる「開白法要」が無魔成満いたしました。ご出仕・ご参加・ご協力・ご協賛いただきました皆さまに、この場をお借りして篤く御礼申し上げます。

記念事業としては、間髪いれず本年度の「歩き遍路」が始まります。大変ありがたいことに、今回もすでに60名近くのお申込みを頂いているそうです。

今後も、伊賀四国霊場会をよろしくお願いいたします(^∧^)

実行委員 中山和光

| 開創150周年記念事業 | 15:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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