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 伊賀四国霊場会からのお知らせや、開創150周年記念事業の様子、各札所寺院の行事についてなどを随時更新していきます。
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第9回歩き遍路
 7月1日(金)     雨のち曇り
梅雨の蒸し暑いお天気の中、第9回目となる歩き遍路が行われました。
    
平成23年度、前半最後となる今回は、名張市赤目、黒田方面、丈六寺〜無動寺〜宝泉寺〜宝積寺〜極楽寺〜蓮福寺の6ヶ寺を巡る、約13キロの行程です。

今にも雨が降り出しそうな怪しい空模様ではありますが、48名のお同行と7名のスタッフにより、天気に負けないように、賑々しく出発進行!

先ず訪れたのが、49番丈六寺

こちらのお寺は、実行委員の矢持宝裕師が住職を勤めておられるお寺でもあります。

『丈六』とは、変わった名前ですが、元は一丈六尺(約4、8m)の仏様が安置されていたのに由来するそうで、美しく手入れの行き届いた境内に、心が落ち着きます。

ここで残念ながら、パラパラと雨が降ってきました。
昨年に引き続き今年も雨。
しかしながら、『観音経』の一節に『甘露の法雨』という文言があり、仏様が喜ばれると、天から慈雨が降り注ぐ、と説かれています。

これもきっと、私達のお参りを、仏様がお喜びになられているのでしょう。

雨具を準備して、次の札所に向かいます。



次の53番無動寺は、小高い山の上にあり、麓から急な坂道を15分程かけて登ります。

額からは大粒の汗が吹き出し、皆一様に無口になります。

このお寺は、伊賀四国霊場中、難所の一つでもありますが、時にはこのような困難があった方が、後々になって良い思い出になるというものです。

境内からの眺望は、殊の外素晴らしく、眼下に名張市街を一望することが出来、吹き渡る涼風が心地よく感じられました。




一路坂道を下り、地元の人しか知らないような小道を辿ります。
ちょっとした探検気分を味わえるのも、この歩き遍路の醍醐味でもあります。

和気藹々と進む内に、52番宝泉寺に到着。

慈愛に満ちたお顔の御本尊千手観音様が、私達一行を迎えて下さいます。

どちらのお寺とも、わざわざ本堂の扉を開けて下さり、仏様の御姿を間近に拝見させて頂けるのは、何とも有り難い事です。

続いて、長閑な田園風景の中を通り、80番宝積寺へ。

こちらのお寺は、村のお寺と言った感があり、素朴な佇まいがします。

ちょうど昼時となり、庫裏をお借りして昼食となりました。
近隣の方々がお接待下さり、大変お世話になった次第です。

行く先々では、温かい真心によるお接待を頂戴し、この場を借りて心から御礼申し上げます。


心身共に満たされたところで、午後の部の再開です。

ちょうど雨も上がり、周囲の山々には霧がかかり、まるで水墨画のような美しさです。
きれいな風景に、足取りも軽やかです。




赤目町一ノ井地区にある50番極楽寺は、東大寺二月堂お水取りの松明調進が行われる、由緒ある古刹です。

約750年前から連綿と続く伝統行事に、伊賀地方の歴史の古さを、改めて強く実感します。

耳を澄ませると、古の人々の息遣いが感じられるかのような、不思議な錯覚に陥りました。


そして本日最後の札所、72番蓮福寺へ。

皆で共に歩かせて頂いた事に感謝して、一同声高らかに読経致しました。


今回の歩き遍路を以て、平成23年度の前半は終了となり、一旦お休みとなります。


(前半総距離数)  約141キロ
(巡拝寺院数)    51ヶ寺


こうして見ますと、実によく歩いたものです。


後半となる第10回歩き遍路は、9月16日(金)から再開されます。

スタッフ一同、再び皆様のお元気なお姿を拝見出来る事を、心待ちにしております。

大変お疲れ様でした。


実行委員   石原 了文          合掌
| 開創150周年記念事業 | 14:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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