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伊賀四国八十八ヶ所霊場ブログ


 伊賀四国霊場会からのお知らせや、開創150周年記念事業の様子、各札所寺院の行事についてなどを随時更新していきます。
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歩き遍路 #3_14
伊賀四国八十八ヶ所霊場 開創150周年の正当年となる今年。
記念事業の一つ「歩いてまいろ 伊賀遍路」もいよいよ大詰めを迎えました。第14回目は、古山方面9ヶ寺、15kmの行程を歩みます。

今回も、上野・名張と2組に分かれて進むようです。このブログ更新は、執筆者が同行した上野班の動きを紹介いたします。


出発地点の第41番 大福寺(美幡中村)に到着すると、名張班はすでにお参りを済ませていました。 新しく整備された庫裏や会館を眺めながら、皆さん線香やロウソクを慣れた手つきでお供えされます。

 

本堂正面には、「昢(日偏に出)實山」と山号の扁額が。皆さん、読むことができますか?
答えは、「ほつじつさん」と読むそうです。何度聞いてもすぐ忘れてしまいそうな、難しい山号ですね。せめて、今日一日は憶えてられるかな?


 

お参りの後は、ご住職の金井樹海 師よりご挨拶を受けました。
11月に実施する記念イベントや、来月実施する高野山御礼参りのご紹介。記念事業実行委員の一人でもある金井師は、高野山巡拝の折に同行して、皆さんをご案内くださる予定です。参加申し込みをまだお済ませでない方は、お早めにご連絡くださいね。

 

本堂から少し離れたところに、見事な藤棚がありました。 藤の花の甘い香りと共に、心地よい涼気をいただきます。

 

本日の天候は、見事な五月晴れ!
新緑の眩しい絶好の遍路日和となりました。天気予報では、今日は気温がぐんぐん上がるそうです。あまり暑くなりすぎないといいのですが…。


 

小一時間ほど歩いて、第40番 長楽寺(東田原)へ到着。
境内に植えられた美しい牡丹の花が、一向を迎えてくれました。GWも過ぎたので、今季はそろそろ見納めですね。また来年、美しい花を咲かせることでしょう。


 

藤が丘団地を抜けて、山間の道を北上します。

 

皆さん、一列になって歩を進める。
「後ろから車が来ましたー! 右に寄ってくださいーー!!」と大きな声でお伝えするのも、引率の役割の一つ。

 

 第68番 蓮福寺(南古山)に到着。
ダイナミックな石燈籠ですね。トルコのカッパドギアを彷彿させます(笑)


 

この辺りから、兼務寺が多いせいか、線香やロウソク立てが無いお寺が続きます。
手早くお参りを済ませて、次のお寺へ。



続いては、第70番 大宝寺(安場)
本堂でお参りを済ませた後、各自 持参したお弁当を頂きます。皆さんの食事風景を一枚パシャリ。…決して、隠し撮りではありませんよ(笑)

 

お昼を頂いたら、次のお寺へ向けて身支度を整えます。
今日も先頭で、皆さんを引率している大師装束の坂さんも準備バッチリのご様子。

 

次のお寺に向かう路傍。一体のお地蔵さまが、草むらに埋もれるようにおられました。光背や顔の削れた姿に、過ぎ去りし年月を感じさせます。しばし、合掌…。

午後になって、気温がぐんぐん上昇してきたようです。汗をかきかき、着実に歩を進めます。

  

第83番 蓮徳寺(湯屋谷)に到着。
急斜面の高台にあるお寺。大師旗の並ぶその様は、一見したら城砦のような構えですね。お寺へ続く急な階段を、お遍路さんたちは一踏ん張りして登ります。


 

こちらは、2年前に新しく本堂を落慶されたばかりの新しいお寺です。山道も石垣も、本堂もまだ真新しさが際立っていますね。
今回、特別にご開帳いただいた日光・月光の両菩薩像も併せて拝観させて頂きました。

この辺りは、比較的近い距離にお寺が点在しているので、少し歩けば次のお寺へ到着します。

 


続いては、第39番 吉田寺(きったじ:蔵縄手)
立地的からみて、隣に位置する田守神社の神宮寺なのでしょう。

 


ここから、山越えの遍路道。落ち葉を踏みしめ、木陰には珍しい山野草が咲いています。手入れの届いた竹林には、にょきにょきと筍が伸びていました。

   

峠を越えると、第81番 観音寺(東谷)に到着。
入口には、これまたダイナミックなお寺の道標が。「大師霊場」の文字一つにも、味があります。

 


観音寺といいながら、本尊さまは阿弥陀さま…。まぁ、全国のお寺でよくあることです。境内に観音さまがおられたので、記念に一枚撮影。

 

さて、短い間隔で次々お参りしますよ。続いては、第7番 妙覚寺(鍛冶屋)
こちらの本尊は、珍しい毘沙門天。四天王の北方を守護する多聞天が、単独でお祀りされると、このお名前になります。残念ながら、秘仏でご開帳はされていませんでした。

 

本堂には、これも珍しい百足(むかで)の扁額がありました。
なぜムカデ??という疑問が多いようです。実は百足は、毘沙門天の眷族(一族・従者・子分)なのですね。

戦国時代、毘沙門天を信仰した越後 上杉家の武将には、鎧兜にムカデの装飾を施した方もいたそうです。
ムカデが嫌いな方、見つけたらすぐ退治しているという方…。ちょっと待ってください、そのムカデ、毘沙門天の使いかもしれませんよ(笑)


最後は、第38番 市場寺(菖蒲池)を参拝。


さて今回は、気温29℃に至る真夏日の巡拝となりました。お寺の数も9ヶ寺と多め。移動距離はそれほどでもありませんでしたが、強い日差しとお寺の数に、皆さんお疲れになられたことでしょう。

また、お参りさせて頂いた各札所では、お寺のご住職や寺族、総代や地区の皆さまにそれぞれ手厚いご接待をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

さて次回は、いよいよ最後の歩き遍路。
第15回は、5月23日(木) 満願 柘植方面となります。

実行委員 中山 
| 開創150周年記念事業 | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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